女性に多い「トリコモナス」は性行為以外でも感染するので要注意!

トリコモナスに感染するのは、多くの場合が女性であり、膣トリコモナス症とも呼ばれます。

性感染症に分類されているのため性行為によって感染しますが、なぜ男性の感染が少ないのかというと、性器の形で体内に届く前に排尿によって体外に排出される可能性が高いからです。

一方で女性の場合は尿道が短いという特徴の他に、膣や子宮頸管に感染するため発症例が多くみられます。

トリコモナスは性行為以外でも感染するって本当!?

トリコモナスの原因は肉眼では確認できないサイズの小さい原虫が原因です。

この虫は、不潔なトイレや浴槽、下着やタオルなどの布類にも棲息することができるため、これらを経由して性器に感染することがあります。つまり性行為なしでも感染する可能性があるのです。

トリコモナスの症状

女性と男性でことなりますが、それほど難しくない男性の症状から説明します。

男性は無症状なことが多い

  • 尿道から膿
  • 排尿痛

これらの症状があらわれず、感染に気づかないケースもよくあります。

重症のケースでは、前立腺や精嚢に寄生したトリコモナスによって尿道炎や前立腺炎を引き起こす可能性があります。

女性は早産・流産・不妊症の原因にも

次のようなおりものの異常が見られることが多い。

  • 泡状
  • 悪臭
  • おりものの増加

また、性器(外陰部や膣)にかゆみや強い痛みがあらわれます。

しかし、性病ではない検査をした時に発覚したという感染に気づかない女性も4割程度おり、気づかぬまま放置されてるケースも多くあります。

トリコモナスが重症すると

放置などによりトリコモナスの感染が強まると、膣、尿道、膀胱、子宮頸管へと広がり、炎症が卵管まで及ぶと生殖機能に影響を及ぼします。

そうなると、早産・流産・不妊症を引き起こす原因にもなります。

トリコモナスの治療は投薬

検査の結果、陽性反応があるとトリコモナス原虫を死滅させる抗原虫薬の投薬治療をします。

女性の場合であれば膣への直接的な処方として膣錠が利用される場合も。

投薬による治療期間は約10日。その後、再検査をし問題が無ければ完治となります。ただし、女性の場合は次の月経後に念の為にもう一度トリコモナスの検査をした方が、安心することは間違いありません。